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映画は、東山動物園が委託した「ハイビジョンワールド」(本社中区)が、今月四日から十五日にかけて製作。メダカ館で飼育されているメダカなどの約三十種類を撮影した。
撮影では、手術で使用する両眼レンズの顕微鏡を組み合わせた特殊なカメラなど、二台を使用。ピントの範囲が限定できるように幅数センチに区切った水槽にメダカを入れ、泳いでいるメダカや卵から稚魚が生まれる瞬間、ヨツメウオの目が動くようすなどを撮影した。
映画は、偏光メガネをかけてみると、メダカが立体的に浮き上がる。わずか約二センチのメダカが一メートルほどの大きさになって見えるため、肉眼では観察できない細かい模様がくっきり見えるダイナミックな映像だ。
上映時間はわずか八分だが、メダカを特別な環境に慣れさせるため、一種類の撮影に十時間以上かかったことも。特に産卵のシーンなどは、その瞬間を待つのに三日間もかかったという。
撮影にかかわったメダカ館の職員たちは「メダカを慣れさせるために何時間も待たされたり、苦労はあったが、これだけはっきりメダカの模様が観察できる映像は珍しい。来園者の人々にはきっと満足していただけると思う」と話していた。